熱中症予防に梅酢ウォーター
以前 体に必要なのは「水」?「水分」? の記事で 水分補給は「水」または「水+ミネラル」がおすすめ という内容の記事を書きました。
夏場多量の汗をかいている場合は、汗で失われた塩分に加えて、カリウムなどのミネラル摂取が重要なため、「水+ミネラル」をおすすめします。
梅は、クエン酸、ポリフェノールなどの有機酸、カリウム、カルシウム、鉄、マグネシウム、リンなどのミネラル、ビタミンE、Cを多く含みます。(ビタミンA、Bも有しています。)
これらの栄養成分は、 梅と塩をいれて梅干しを作る工程でできる 梅酢 にも溶けだしています。
酢と名前がついてますが、米酢やリンゴ酢などの 穀物や果実を原料として酢酸発酵させた「醸造酢」とは全く作り方が違います。
醸造酢は陰性ですが、梅と天然塩を原料とする梅酢は やや陽性かつアルカリ性食品です。
現代生活では、酸性食品に偏りがちで、たいていの人の身体は陰性に傾いていますから、陽性のものを食事や飲み物にとりいれることで、陰陽のバランスが整う為、そういった意味で 梅酢の活用はおすすめです。
梅干し、梅エキスの 食中毒・感染予防効果や免疫力UP効果知られるところですが、梅酢はそれ以上の効果があると言われています。
我が家では、我が家では ちらし寿司を作るとき、すし酢のかわりに、梅酢を使うことがあります。
東京へ料理教室に通っていた時代、夏場に行くと、教室入り口に 梅酢とウォーターピッチャーがおかれていたことを思い出します。
夏場は、お砂糖を含むスポーツドリンク かわりに、この梅酢ウォーターが 熱中症予防・夏バテ解消に効果があります。
作り方は簡単、水に好みの量の梅酢を混ぜるだけです。
体に吸収されやすい生理食塩水の塩分濃度 0.9%を基準に考えると、塩分濃度約1%が理想ですが、梅酢により塩分の量は異なるので、便宜薄めてください。ほんのり塩気を感じる程度の味が目安です。
※水も梅酢も 良質のものを使ってください。
梅酢には、クエン酸が多く含まれているため、疲労解消や体力回復に役立ちます。クエン酸は体内のエネルギー代謝経路をスムーズに回すので、血液が浄化され血流が良くなります。血圧を下げる効果も期待できます。
(梅酢に含まれるカリウムはナトリウムを尿と一緒に排出する作用があるため、水分補給する量であれば血圧上昇の心配はありません。)
※梅酢に含まれる 梅酢ポリフェノールは、健康増進成分と知られるポリフェノールの中でも、インフルエンザウイルスの増殖を抑え、感染力を弱める効果があることも分かっています。 夏にも冬にも積極的に摂りたい食品です。
クエン酸の働き
・糖質や脂質をエネルギーに変換する代謝回路をスムーズにする。
・エネルギーを生産し代謝をあげる。(=冷え性の改善)
・体内の老廃物や毒素を排出する。
・体の酸化を防ぐ。
・疲れにくい体づくりと疲労の早期回復。
ポリフェノールの働き
・血中の活性酵素を除去。
・抗酸化作用により心臓病の原因となる動脈硬化を予防。
・血糖値の上昇を抑制。
・カルシウムや鉄の吸収を助ける。
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酸とアルカリ
いわゆる現代食(=肉や乳製品などの動物性食品、白砂糖・精製や加工された食品、食品添加物、農薬、薬)は、酸性食品が多く、酸化した体を作り出し、様々な病気や不調を引き起こします。
一方で、野菜・果物・海藻・味噌・梅・天然塩・醸造醤油などは、アルカリ性食品です。
健康を維持するには、いわゆる現代食によって酸性に傾いた体を、アルカリ性食品をとることによって 弱アルカリ性へ整えることが大切です。
海の精 紅玉梅酢 200ml
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