株式会社彩食美

細胞の若返りに必要なのは 白湯?それとも氷水?

水は生命の物質でありマトリックスであり、母であり媒体である。水のない生命は存在しない。
Water is life’s matter and matrix, mother and medium.
There is no life without water.

セント=ジェルジ・アルベルトの名言

 

 

細胞を若返らせるのは、白湯? 氷水?

 

細胞を若返らせるには、水が大事とお伝えしました。

健康ブームにより色々な情報がありますが、水にまつわるもので 「白湯のみ健康法」というものがあります。

私も朝の起抜けに白湯を飲むとよいと 過去学んだことがありますが、 その当時、家の水道の元栓に活水器をとりつけ、台所には浄水器をとりつけていたため、 沸騰して冷ました白湯を美味しいとは感じなかったです。

身体によいといわれても、違和感しかなく 続くことはありませんでした。

 

白湯のみ健康法は、5000年前の古代インドで発祥した世界最古の伝統医学“アーユルヴェーダ” からきているものと言われています。

白湯を「火・風・水の3要素を含むバランス のよいものという位置づけです。

 

日本は、インドや中国と 水の衛生状態が違います。 

日本は、そのまま水道水を飲もうと思ったら飲めます。 しかし 水道の蛇口をひねった水が飲める国は稀です。

衛生状態の悪い国では、飲料水として飲むには、煮沸する必要があります。

 

観葉植物に白湯を あげるとどうでしょうか。 枯れてしまいます。

これは、植物の細胞内にある微粒子で均一な水が、 分子構造の粗い不均一な分子間に流れ込むためです。

 

ヒトのからだでも同じです。 

体内水が、白湯側に吸収されてしまうことで、体細胞は脱水傾向になります。

 

 

 

水の個体(氷)、液体(水)、気体(湯) の分子構造

 

◆氷は、格子状の規則正しい分子構造

1つの水分子が、他の水分子と方向性のある水素結合をすることで、正四面体構造になっています。

水素結合には、方向性があり一方の方向にしか結合できず、そのため分子同士の距離がある程度離れ 隙間の多い格子状の分子構造です。 

 

厳寒の時期 凍った微生物を含む動植物は生体分子が損傷をうけることがなく、生命機能をたもったまま、理想的な配置で保たれるようです。 

雪が解けた時期に、プランクトンの激しい繁殖がみられ、 農作物の収穫率も 1.5~2倍に増やすようです。

 

◆水は、個体より密度が濃い分子構造

水に関しては、液体の方が、個体より密度が大きくなります。

氷(水の結晶)から、水(液体の水)になるとき、氷の結晶構造を形成している水素結合の一部が切断されて、隙間の多い構造が崩れ、自由になった水分子が隙間に流れ込みます。 

 

◆白湯(沸騰した湯)は、とても粗く不均一は分子構造。

水道水やミネラルウォーターは、生体水(生体に存在する水)と比べると、大きく不均一なのですが、沸騰させることで、さらに大きく不均一になります。

動植物とは馴染まない性質の水になり、活性作用も損なわれます。

 

冷たい飲み物は、体を冷やすので、日常氷水 はちょっとお勧めできませんが。

これからやってくる夏の暑い時期の「かき氷」は生命機能を活性化するのに、理にかなった食べ方だと思います。

 

因みに、ご飯を美味しく炊く方法として 上記 氷の分子構造が応用できます。

実は、娘2人 ご飯を炊飯器で炊くとき、氷をいれています。 なぜか聞いたら TVで美味しく炊く方法として紹介していたというのです。

 

氷水の浸漬米は、重量が増加し、触感にも違いがあり美味しくできますよ♪

 

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