和食料理の塩の役割
お米やお野菜を ふっくら炊くコツ
前の記事で、水粒子の密度差で 白湯 を飲むことが脱水を招きかねないことを書きましたが、料理でも同じ現象が起こります。
今回は、お野菜に含まれる水分と、鍋の中の水の密度差を利用して ふっくら炊くコツについてです。
・根菜を煮る時は、鍋の水に塩やお酒をいれる。
・お米を炊くときは、自然塩をひとつまみ入れて炊く。
これを行うことで、塩や料理酒の作用で、鍋の中の水の粒子と粒子の隙間(密度)を埋めて、食材からの水分の流れ出を抑え、煮崩れを防ぐことができます。緑黄色野菜の 色止め効果も同じです。
ふっくらしたお米やお野菜を食べると体細胞も元気になります。
できることから 実践しましょう。
関連情報