お砂糖で疲れはとれる?
お砂糖は毒
疲れている時、甘いものが欲しくなる人いませんか?
お砂糖は中毒性が高いので、食べ始めるとやめられなくなります。
私の経験からも脳が食べたがっているだけで、体が欲しているわけではないと言い切れるのですが、なかなか体感できる人は少ないようです。
私は23歳で結婚しましたが、23歳からの約10年間、お砂糖中毒で 家にチョコレートとアイスクリームが沢山ありました。
チョコレートの新製品が出る度に購入。いつも食品庫に常備していたのです。
食を転換した33歳頃、素材を自然(発酵)食品への切替え、穀物とお野菜中心の食生活に転換したのですが、すると 家からチョコレートとアイスクリームが消えたのです。お菓子類を自然と手放すことになりました。
私が実践していた料理では、ノンシュガーだったので お菓子だけでなく台所からもお砂糖は消えました。
穀物とお野菜中心の食生活をしていたことが前提ですが、精神的にも 気分の落ち込みやイライラがなくなり、思考がクリアになり 気持ちが安定してきたのです。
この経験からはっきりわかることは、身体はお砂糖(直接糖)を欲していないということです。
穀物からしっかりと糖分(間接糖)をとっていれば、エネルギー源として脳や筋肉を動かすのには十分なのです。
お砂糖は、コレステロールに影響を与え、動脈硬化をつくります。
電子レンジのマイクロ波を帯びた食品は、活性酵素を生み出し 体内の酸化を誘導するとお伝えしましたが、お砂糖でも同じことが起こります。
細胞を破壊しやすくなり、ウィルスや細菌にも感染しやすくなり、アトピーなどの皮膚疾患アレルギーにもなりやすくなります。
肥満の主原因にもなり、癌になりやすくなり、精神的にも落ち着かなくなります。
お砂糖 流通の歴史も ひどいものです。
植民地下での砂糖プランテーションの ドキュメンタリー を見て、人を狂わせる凶器だと思いました。
お砂糖中毒の時代、当時夫が 毎年インフルエンザに2回罹患していたのですが、食を転換してから かからなりました。少し体調が悪くなり熱が上がりだしても半日以内で下がるという感じでした。普通の風邪もひかなくなりました。
この経験から、身体がお砂糖漬けになっていると、ウイルスや細菌への抵抗がなくなり 病気にかかりやすくなるということを間近で体験しました。
(パンを発酵させる工程を思い浮かべば、菌がお砂糖のあるところでよく働くというのは理解できると思います。)
白砂糖じゃなければ、という人もおられるのですが、 てんさい糖、きび砂糖、黒砂糖も たいして変わりないです。
白砂糖は精製の過程でミネラルがなくなり、代謝の過程で体内のミネラル、 特にカルシウム、ビタミンBなどを使ってしまいます。
糖質は、できるだけ間接的にとることが大事です。
食べ物として糖の成分が少なく、ビタミンやミネラルが豊富で 分解されながらゆっくり糖質が吸収される食物ほどよいです。
精製された穀物(白米)よりは、玄米や雑穀がよいです。
お菓子作りで 甘みを用いる時は、甘酒(甘味料として煮詰めたもの)や100%のジュース、ドライフルーツなどを用いていました。
食べ物の食材の自然の甘味を活かし、味わって食べるのが、本来の食育かな と思っています。
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